肺癌

 現在、癌の中で特に死亡率の高いものの一つです。タバコが最大の原因ですが関係のないものもあります。初期には症状がなかなか現れにくく、診断が遅れて根治的な治療ができにくいことが問題です。肺癌にかからないためにはタバコを吸わないこと、受動喫煙を避けることは言うまでもありませんが、早期発見のために健診をきちんと受けることも大切です。治療は可能な場合には外科手術を行います。手術が出来ない場合には、全身化学療法(抗癌剤治療)や放射線療法を行います。当科では産業医科大学病院の呼吸器内科・呼吸器外科と協力して、肺癌の診断および治療方針の決定を行っています。また外来も含めて抗癌剤治療を積極的に行っています。